LXA-OT1をいじる (現状編)

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やっとこさLXA-OT1の改造のお話。

といっても、実はすでにVer.2になってて当初の改造から更に手が入っていますし、いつになるかは分からんけどVer.3を設計してたりするので、現状どうなってるかを列挙していきます。

リビング用:ソースがDNP-720SE(これもすでに改)、スピーカーがLS−1001(改)、LXA-OT1というシンプルな構成。
篭り部屋用:ソースがMacのデジタルアウト+激安DAC(改)、スピーカーがRS-7070ML(改)と 元車用12インチ密閉サブウーファー(4Ω)、LXA-OT1を2台とLPF回路の3D構成。

LXA-OT1の主な変更点は、
・カップリングおよび、デカップリングコンデンサーを総取換え。
 カップリングはニチコンFG、デカップリングは低ESR品で銘柄混在。
・デカップリングコンデンサー容量の追加(約2,500μFから約10,000μF)
・一部カップリングの容量変更(1μF→10μF)
・IC直近の電源ラインにOSコン追加
・MUTE、STBY解除遅延用コンデンサーの容量変更10μF→33μF
 (デカップリング容量増加に伴う起動遅延によるPopノイズ対策)
・オペアンプを、リビング用:MUSES8920、篭り部屋用:NJM5532DDに変更

篭り部屋のサブウーファー用LPF(Ver.2)は、
・左右Mixのモノラル(3D)動作
 (Ver.3ではステレオに変更予定)
・カットオフ25〜100Hz、 -12dB/oct
 オペアンプ(NJM5532DD)を使ったアクティブフィルター
 (Ver.1はカットオフ100Hz固定だったので可変に。併せて多重帰還から正帰還に変更)
・メイン側LXA-OT1のオペアンプ出力から分岐させ、ボリューム連動
 (Ver.1は入力を分岐していたためボリュームが連動しなかったので改良。
  併せてサブウーファー側LXA-OT1のゲインを6dBアップ)
・出力はサブウーファー用のLXA-OT1のRCA入力へ。
 (Ver.3ではLXAのオペアンプをパスして直結させるかプリアンプに仕立てちゃうか思案中)
・ 18Vの豆電球とスイッチを使ったデカップリングコンデンサーのチャージ回路を搭載
 (突入電流でACアダプタの保護回路が働いてしまう対策。ソフトスタートさせるもの)

ところで、ユニバーサル基板にアナログ回路組むなんて本当に何年ぶりだろう?
昔は部品ケチってまともな音にならなかったり、 回路そのもの失敗ばっかりだったりで、ユニバーサル基板にはあまりいい思い出がないんですが、今回はVer.1、Ver.2ともにいきなり部品載せてテスター使わず配線したのにノーミスでした。一発で音が出て少し感動。
まあ、この回路規模でバグ出したら、これまでの経験は何だったんだと言うことになっちゃいますけど。。

それより問題は、ここ1年老眼の進行が著しく、メガネずらしてもコテ先がちゃんと見えてなかったりすることですねぇ。。。
ほとんど感覚でハンダ付けしてて、当然やり直しも多くなって汚いったりゃありゃしない。(笑)